ようこそ、日本一細長い 四国最西端の佐田岬半島!         伊方町立三崎中学校ホームページ 

 

    教育目標: 「個性のはっきりした教養ある国際的日本人の育成」

          ~今日が楽しく、明日が待ち遠しい「みんなの学校」~  

          IMG_1051

  

 

伊方町立三崎中学校 

〒796-0801    愛媛県西宇和郡伊方町三崎908番地      

              電 話: 0894-54-0033   FAX: 0894-54-0335

              生徒数: 23名

              校 長: 浅野長武


  

★「愛媛スクールネットサイトポリシー」   https://ehime-c.esnet.ed.jp/site-policy.html 

★「えひめ愛顔の子ども新聞」 0227 えひめ愛顔の子ども新聞.pdf  

 

 


                      

教養ある国際的日本人を目指して ~お正月って何?日本の風習や文化を伝える~

2019年12月27日 13時01分

 本校の教育目標は、「個性のはっきりした教養ある国際的日本人の育成」。
これを意識し教育活動を行っています。

 終業式の12/25は、クリスマス。
 前もって生徒にクリスマスとお正月の話をしました。
クリスマスとは、Christ(キリスト)の 誕生を祝うmass(ミサ=祈り)のこと。

したがってメリー・クリスマスとは、「おめでとう!イエスの誕生。」ということになります。

  

 クリスマスから1週間後の正月には、「明けまして、おめでとうございます」となりますが、
どうしておめでたいのでしょうか。 

 今から2000年以上前の弥生時代、米作りといっしょに日本にやって来た神様が「年神(としがみ)」。
年神の「年」は、今と少し意味が違い、「イネの実り」のことでした。
 年神は、毎年作物を育ててくれる神様。ふだんは田んぼや畑で働いています。
そこで、正月は家に招いてくつろいでもらう。するとその年も豊作にしてくれるのです。

 でも年神様はそう簡単には家に来てくれません。
だから人間は、必ず神様に来てもらえるよう、必死に準備します。

 神様は汚いものが大嫌いなので、まずは建物をきれいにします。
寺社では、年末になると真っ黒になりながらすすやほこりを落とします。
学校でも大掃除をしました。それぞれの家庭でも大掃除が行われると思います。

 ちなみに三崎中学校の大掃除はすごいです。
生徒数わずか28人。この人数で、3階建ての校舎や運動場まで行うので、一生懸命さと様々な工夫があります。


 
人間もきれいにするために大みそかに冷たい水で身を浄(きよ)める人もいます。

私はそこまでしませんが、風呂に入りきれいにして、新しい服に着替え、家族で年越しをします。
 

 年神様を家に呼びこむのが、米のわらで編んだ「しめ縄」や「門松」。
 サンタクロースは、煙突から入りますが、年神様は玄関から入ります。

神様は先のとがったものが好きなので、松の葉を飾ることで神様に来てもらおうとしています。

「三崎中学校玄関のしめ飾り」

 

 こうして年神様を家の神棚に迎え入れ、ろうそくに光を灯し、大好物のもちとお酒をお供えします。
もちは、もともと神様へのお供え物でした。
だからそれをいただくことを「お下がり」と言います。
 こうして、やっと年神様に来てもらえたということで、正月はおめでたいとされてきました。


 このように日本の伝統的な行事は、農業(米作り)や神様に関係するものが多いです。
 世界を見ることも大切。
でもまず我が国のこと、我がふるさとのことを知ることは大切なことだと思います。
 自分を語り、ふるさとを語ることができる生徒を育てていきます。


 年末年始、是非ご家族で様々なことを語り合ってください。
それでは、良いお年をお迎えください。

2学期が終わりました!

2019年12月25日 15時46分

  

 今日で2学期が終わりました。
大掃除、グループマッチ、生徒会役員任命式、終業式、中央委員会などがありました。


 2学期は、インフルエンザが流行することなく、元気に過ごすことができました。


 3学期も手洗い、うがいを強化してインフルエンザ感染予防をします。

生徒は全員元気です。

2019年12月23日 17時32分

 昨日(12月22日)は冬至でした。1年間で一番夜が長い日です。

朝晩ますます寒くなりました。

 

 三崎中生はみんな元気ですが、町内の学校では、インフルエンザにかかった生徒も出始めました。

生徒たちには、感染予防に心掛け、体調管理をしっかりしてほしいです。

三崎中学校部活動の頑張り

2019年12月23日 16時30分

 12月21日(土)、女子バレー部と卓球部の大会がありました。

その戦いぶりや表情から確かな成長を感じました。

 

 

  翌12月22日(日)には、男子バレー部の大会があり、見事県大会への出場権を得ました。

年明け早々、また新たな挑戦が始まります。

県大会は、1月25日(土)、八幡浜スポーツセンターで行われます。

 

 悔しさと喜びを繰り返しながら、岬の子どもたちは大きく成長していきます。

 

 

小さな親切 ~心のこもった贈り物~

2019年12月20日 15時40分

 地域を愛し、地域から愛される三崎中学校。

 18日、三崎中学生の親切な行為が社会にあたたかな心を広げたということに対して、

公益社団法人「小さな親切」運動本部より実行章をいただきました。

 

 喜びにわくその翌日、偶然ながら地域の方から学校に手作りされた雑巾の贈り物がありました。

 

 その方は、地域の特産物として「裂織り」の保存活動をされており、

布が余っているので、中学校で掃除に使ってもらえればと思い、雑巾を縫って贈ってくださったのです。

 昔は、どの家庭でも物を無駄にしないために、こうやって雑巾を縫ったものです。

それが今では、買った方が手間がかからないため、手作り雑巾が少なくなってきました。

まるで、心あたたまるクリスマスプレゼントのようでした。

 

 このように「小さな親切」は、小さな雪が転がり出し、雪だるまのように大きくなっていくものだと感じます。

 

 「小さな親切」実行章をいただいたとき、すてきな贈り物もいただきました。

今治タオルメーカー各社の残り糸を利用し、手織り機を使って製作したエコ製品です。

「今治タオル糸 手織りコースター」

 

 このすてきな製品は、「小さな親切」運動愛媛県本部の取りまとめをされている伊予銀行が、

「障がい者が活き活きと誇りを持って就労できる環境を整備し、

継続的な雇用を通じて障がい者の社会参画と自立を支援する」

ことを目的に設立された工房で手織りされたものです。

 

 

 こちらも心あたたまるすてきな贈り物でした。

 小さな親切は広がり、つながり、織りなしていくものだと感じます。

岬の子どもたちは、小さな親切を通して、地域を愛し、地域から愛されながら育っていきます。