ようこそ、日本一細長い 四国最西端の佐田岬半島!         伊方町立三崎中学校ホームページ 

 

    教育目標: 「個性のはっきりした教養ある国際的日本人の育成」

          ~今日が楽しく、明日が待ち遠しい「みんなの学校」~  

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伊方町立三崎中学校 

〒796-0801    愛媛県西宇和郡伊方町三崎908番地      

              電 話: 0894-54-0033   FAX: 0894-54-0335

              生徒数: 23名

              校 長: 浅野長武


  

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みんなの学校づくり ~PTA活動、親子活動、地域学校協働活動がつながりました~

2020年8月21日 15時35分

 8月22日(土)8:30~10:00
三崎中学校の環境整備として、PTA親子奉仕活動が行われました。

 

目的は、
① 学校の環境整備
② 子ども、保護者、教職員、地域の方々が、協働(一緒に活動)活動を通して、
 夢のある未来を創っていく。

 

 まさにそのような活動となりました。
感動の場面を紹介します。


1 前日21日(金)13:00~16:00の事前準備
  PTA会長・副会長・保護者の3名が、グランドに搬入された真砂土の山を、重機で整地。
 地元の建材会社が、無料で重機を貸していただきました。
 この準備のおかげで、当日は他の作業を十分に行うことができました。
  
  また、当日参加できないという親子が、前日草引きをしてくれました。 

  

 

2 子どもは、親の背中を見て育つ  
  作業分担は、親子が一緒に活動し、家庭での会話のネタになるよう工夫しました。
  親子で協働する場面があり、お互いの様子を感じながらの活動ができました。

       


3 子どもたちによる、自分たちの学校づくり
  自分事として考える自律心が、生きる力としてとても大切です。 

   

 

3 地域ボランティアによる学校支援 ~学校を核とした地域づくり~
  今年も地域学校協働活動として、地域ボランティアの協力がありました。
  子どもたちにとって、社会人としての手本や道しるべとなる姿です。

   

 【共に生きる】

 

 生徒30名、保護者22名、教職員10名、地域ボランティア4名。  計66名。

 暑い1時間30分の活動でしたが、感動を伴いながら流した汗でした。
終了後、岬に吹く風は、とてもさわやかな風に感じました。
 人が育ち、成長する地域です。

 

 

  

㊗小さな親切実行章 特別賞「尾山賞」を授賞式と感動の代表スピーチ

2020年8月20日 11時41分

 18日、小さな親切実行章 特別賞「尾山賞」を授賞式があり、生徒を代表して生徒会長が参列しました。
授賞までの経緯について、下記で振り返ってみます。

 

小さな親切 ~心のこもった贈り物~    2019/12/20 付    ※クリック

https://misaki-j.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/2/6/359#frame-6

 

㊗小さな親切実行章 特別賞「尾山賞」を受賞  5/18付   ※クリック

https://misaki-j.esnet.ed.jp/plugin/blogs/show/2/6/532#frame-6 

 

【授賞の理由】

 

 また、授賞スピーチを行いましたが、それが大変すばらしかったと絶賛されました。
そのスピーチを紹介します。


【スピーチの様子】

 

〈授賞スピーチ〉

 今回、三崎中学校が尾山賞を受賞したことを心からうれしく思います。

 

 三崎中学校は、日本一細長い佐田岬半島の西端にある全校生徒32名の小さな学校です。
三崎地域は、三方を海に囲まれ、その厳しい自然環境から、かつては陸の孤島と言われていました。
だからこそ、助け合いの精神が宿り、受け継がれてきたすばらしい私のふるさとです。

 

 今、私たちが行っている活動の多くは、先輩から受け継いだものや地域の方の協力があるからこそできるものがほとんどです。
ですから、そういった方々への感謝の気持ちを忘れず、少しでも期待に応えられるよう励んでいます。

 

 私は「小さな親切」とは、「想いをつなげること」だと思っています。

 

 私たちが行っている活動の1つに「さつまいもプロジェクト」というものがあります。
これは、東日本大震災をきっかけに始まったものです。
ですが9年前ということで、震災の記憶や活動の想いがだんだんと薄らいでいるような気がしています。
そうしたことが続くと、活動をしても意味がありません。
大切なことは、「どうしてこの活動が始まったのか」を知っておくことです。
そうすれば、当時の先輩の気持ちを感じることができ、活動がもっとより良いものになります。  

 私は、後輩たちに、始まったときの想いをしっかりとつなぎ、受け継いでほしいと思っています。

 

 今年度は、新型コロナウイルス感染の影響もあり、実施することができなかった活動や少し形を変えて行う活動もあります。
ですが、前向きに考え、例年以上に一つ一つの活動に力と愛情を注いでいこうと思います。
そして「小さな親切」の輪を広げていきたいです。
 

                                         令和2年8月18日

                                         伊方町立三崎中学校生徒代表 

 

 8月19日付の愛媛新聞6面に、授賞式の様子が掲載されています。

 

 

 

 

 

 

真夏の昼下がり バレーボール練習

2020年8月19日 15時36分

 


本日15時30分頃

女子4人がグランドでバレーボールの自主練習をしていました。

日陰で、熱中症指数は25。

大丈夫です。

感心しました。

戦後75回目の「終戦の日」 

2020年8月15日 12時47分

 2020年8月15日。
大戦後75回目の「終戦の日」。

 朝、弔意を表す半旗を掲げ、正午に先の大戦の戦没者約310万人を悼み、黙とうを捧げました。
この三崎地域では、417名の方が亡くなられました。

「青いふるさと」

 

 今日の愛媛新聞「ヤング落書き帳」に本校の投稿「平和学習に寄せて」が掲載されています。
授業での学びと生徒それぞれの思いが込められています。

「慰霊之碑をフィールドワーク」


 生徒たちは、真摯に向き合いました。
 戦死した自分の曽祖父のことを聞き取りした生徒。
 聞きたいけど「よくない記憶」を思い出させるのではと、
戦争体験を尋ねることにためらいを持っている生徒。

 
 彼は最後を次のように結んでいます。
「誰かに聞かなければならないときが来る。
痛ましい過去を振り返り、その上で前を向いて進みましょう。
犠牲となった方々を忘れてはいけません。」

 

 「黙とう」

 

 平和について改めて考えたい日です。

 

岬のお盆 ~頼もしくなった三崎中卒業生との再会~

2020年8月14日 11時24分

 8月14日、お盆。
 コロナ禍、帰省をひかえた人も多く、静かな様子です。
三崎にある伝宗寺にお寺参りに行ったら、三崎中卒業生との感動の再会がありました。

 

 彼はこの寺に生まれ、ただ今県外の寺で修行中。
今日は、檀家様の初盆の法要で、その準備をしていました。

 

 頭を剃り、袈裟を着たその凛とした姿に、中学生の頃のあどけない様子はありません。
そして、発せられる落ち着きのある言葉に、心が癒されました。

 

 少しの時間でしたが、東日本大震災被災地との交流の始まりや
昨日から3回シリーズ「戦後75年目、今を生きる中学生」で掲載されている愛媛新聞ヤン落のこと等
話がはずみました。

 

 教育とは、本当にすばらしいものです。その人を成長させ、より良い社会をつくっていきます。