5月1日(水)、即位の日。
朝は、小雨が降っていましたが、9時過ぎにはおさまり、
国旗を掲揚しました。

いよいよ令和の時代が始まりました。
令和という名称のもととなった万葉集。
中学校では、国語や社会科で学びます。
―万葉集「梅花の歌」―
初春の令月にして、
気淑(よ)く風和ぎ、
梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。
どんな意味かというと、
時は初春のめでたい月(令月)、空気は柔らかく、風は和やか。
そして梅の花は、「鏡の前に立つ白粉(おしろい)をまとった美女」
のように咲き誇り、蘭の花は、「その身を飾る衣にしみこむ香」
のようによい薫りがただよっている。
つまり、令和とは、
何を始めるにもよい、とてもおめでたい、和やかな時代になりますように、
という願いがこめられています。
五月という季節ともあいなり、やる気が満ちあふれてくるようです。
地域では、5月3日は、三崎で「はなはな祭り」。
5月5日は、二名津で「こいのぼりまつり」が開かれます。
10連休2日目。
卓球部は、1年生ながら生き生きと白球を追いかけ、打っていました。
来たる6月の総体に向けて、技術の積み上げに汗を流しています。

男女バレーボールは、南予大会を明日29日にひかえ、最後の調整をしていました。
男子は、瀬戸中学校との合同チーム。
サーブレシーブからのトス、そして豪快なスパイクがさく裂。

女子は、個人の基本プレーの反復。
そしてつなぐバレーのために、チームプレーの確認。
1年生もフォームづくりやボール慣れに汗を流していました。

ナイスプレーが見られたら、「ナイスプレー、良かったよ。」
と声をかけたり、気がついたことがあれば少しアドバイスしたりもしました。
うまくいったときは、喜び、失敗したときは悔しがり、
そんな一生懸命な姿は昔と変わらない三崎中学生のすばらしさです。
練習が終わり、一足先に体育館を出ようとすると、生徒一人一人から、
「今日は練習を見ていただき、ありがとうございました。」
とお礼を言われました。
何ともさわやかで、礼儀正しい姿でした。
指導者からお礼に行きなさいと言われたのではなく、
自分たちが考えて行ったものだと聞きました。
部活動の大切さは、このようなところにこそあると思います。

誰かから応援される人になる。
応援されるチームになる。
流れる汗が、キラキラと輝いていました。
10連休初日の佐田岬は、快晴です。
山桜が散った後の萌えるような緑。
そして群青の海。
釜木口から名取の梶谷鼻を撮りました。
名取には、元気な男子中学生が一人います。
彼はまだふるさと名取のすばらしさに気がついていないかもしれません。
名取は、地質的にも歴史的にもおもしろい集落です。
名取の石垣といえば、まるでパッチワークのような美しさ。
また最近は、江戸時代において歴史的につながりがある、宮城県名取市の人たちとの交流を深めています。
この景色の美しさは絶景です。
これを見るたびに、イタリアのアマルフィ―海岸を想像します。
アマルフィ―は、イタリア南部のソレント半島南岸のサレルノ湾に面した海岸。
「世界一美しい海岸」といわれる景勝地・避寒地で、1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

人家は、少し少ないですが、よく似ています。
佐田岬のアマルフィ―、名取。
未来に残したい風景です。
まずは、4月29日のバレーボール南予大会に向けて、
男女バレー部は、燃えています。

6月1日の八西総体まであと1か月余りになりました。
生徒たちは、毎日部活でグランドを10周走っています。
気温も上がってきたので、走る前に水分をとって走っています。
食事、睡眠、熱中症対策など自己管理も大切です。
ファイト!三中生!