ようこそ、日本一細長い 四国最西端の佐田岬半島!         伊方町立三崎中学校ホームページ 

 

    教育目標: 「個性のはっきりした教養ある国際的日本人の育成」

          ~今日が楽しく、明日が待ち遠しい「みんなの学校」~  

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伊方町立三崎中学校 

〒796-0801    愛媛県西宇和郡伊方町三崎908番地      

              電 話: 0894-54-0033   FAX: 0894-54-0335

              生徒数: 23名

              校 長: 浅野長武


  

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嵐の新年度始まり と 佐田岬のヤマザクラ

2020年4月1日 15時14分

 4月1日、新年度が始まりました。
朝、新しい先生が2名着任されました。
 今日は、嵐のような風雨に見舞われた天候でしたが、早速新年度の準備に取り掛かかられました。

 このような天候なので、きれいに咲いたヤマザクラが散ってしまうのが残念です。

      【二名津湾から見た伽藍山】

 

 10年前に聞いた話ですが、ヤマザクラの本数を1本1本3日かけて、
カウンターで数えた地元の人がいます。
その数、何と11万本!
 その人が10年前、同じように数えた時の倍ほどに増えていたらしいです。
それを考えると今はどれほどの数になっているのでしょうか。

 

 今から80年ほど前の太平洋戦争の頃までは、木ろうをとるために育てられたハゼの木が多かったようです。
 産業が移り変わり、薪を切らなくなったことから、
ヤマザクラが増えたのではないかと言われています。

 

              【二名津の大谷】

 緑の中に点々と霞むヤマザクラの花の群れ。
微妙に異なるさまざまな緑と薄紅色が、モザイク模様になって山をひときわ輝かせています。
こんなに美しい配色がどうしてできるのでしょうか?


 佐田岬半島は、知る人ぞ知る渡り鳥のルートとして、全国的に有名なポイント。
美しく咲いているヤマザクラや緑の木々は、半島に渡って来た鳥たちが落とした種から育ってきたのではないでしょうか。                 

 ハヤブサの鋭い爪から逃れ、生き続けた鳥たちが落とした無数の種から…。
その小さな種が土にもぐり、雨をうけて伸びたもの。
 
 そして、いつの間にか葉を茂らせ、花を咲かせて実を結んだのです。
鳥たちはその実を食べて命をつなぎ、その鳥たちをハヤブサがねらう。

 

            【三崎の奥山】

 ヤマザクラが咲いて、ハヤブサにひな鳥が生まれ、
花が散って緑が萌える頃には、ひな鳥は力強く巣立っていきます。

 
 何千年、何万年をかけて自然は黙々とその営みをくり返しています。
生命が生命に受けつがれていきます。

 
 本当にすごい所です。ふるさと佐田岬。

 

お世話になった先生方とのお別れ

2020年3月30日 15時25分

 新型コロナウイルス感染拡大が非常に気になっています。
 そのようなこともあり、誠に残念ながら、本校では例年行っていた離任式と
地域への挨拶回りを中止しました。

 離任式はありませんでしたが、転任される先生は、部活動中の生徒へ最後の挨拶に行かれました。
事前に、転任・退職される先生方から以下のような挨拶を聞いていたので紹介します。

 

〈A先生〉
 このたびの異動で瀬戸中学校に行くことになりました。
平成15年の串中、平成16年の三崎中での勤務を合わせると三崎地域で8年間お世話になりました。
「たかが8年、されど8年」本当にいろいろな出会いがありました。
 残りの教員生活も短くなってきましたが、これからも感謝の気持ちを忘れず、
微力ながら尽力していきたいと考えています。
 これからも三崎地域に来ることがあると思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
これまで優しく接していただき、本当にありがとうございました。
 

  

〈B先生〉
 三崎中学校で過ごした5年間、私が心掛けていたことは、生徒との関わりを大切にすることです。
様々な場面で生徒の良いところを見つけ、褒めるようにしました。
 一人ひとりの生徒の心に寄り添える養護教諭が、私の理想です。
 保護者の皆様には大変お世話になりました。
 本当にありがとうございました。

 


〈C先生〉

 スクール・ソーシャル・ワーカーとして、5年間勤務させていただきました。
たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
 子どもたちが中学校生活3年間で、元気にたくましく成長していく姿を間近に見ることができて、
とても幸せでした。

『驕(おご)らず、人と比べず、面白がって、平気で生きればいい。by樹木希林』
こういう姿勢でこれから生きていこうと思います。

職員作業で廃棄物の処理 ~お世話になった物とのお別れ~

2020年3月25日 16時36分

 ⇒ 

 3月25日、クリーンサービスの方が来られて学校の廃棄物処理を
してくださいました。


 24日には、そのための職員作業が行われ、各教室から捨てる物が集められました。
それらの一つ一つが本校の教育活動に役立った、思い出深い物ばかり。
中には、捨てずに再利用を考えた物もあります。
「捨てればゴミ、使えば資源」です。


 三崎中学校がとてもきれいになりました。
新学期に向けて、着々と準備がされています。

森は海の恋人 ~宮城県気仙沼市 畠山重篤さんたちの取組~

2020年3月23日 12時16分

 本校は、東日本大震災以来、宮城県気仙沼市立大谷中学校と交流を行っています。

その気仙沼市沿岸の海は、魚介類が豊富です。

 

 写真の本は、「鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ『鉄』物語」です。

 気仙沼市のカキ養殖漁師、畠山重篤さんが「森は海の恋人」というキャッチフレーズの下、

海を守る取組が紹介されています。

 漁師さんたちが、海を守るために山に木を植えているそうです。

山においてできた鉄分が、植物プランクトンを育て、魚介類の生命の源となります。

 

 気仙沼市のことを学習することも、交流の一つと考え、この本を是非読んでみてください。

「小さな親切」実行章 ~「小さな親切」しんぶん・えひめ 第58号に掲載~

2020年3月19日 16時30分

 昨年12月18日、三崎中学校は「小さな親切」実行章を受章しました。
そのことが「小さな親切」しんぶん・えひめ第58号に掲載されました。


 本校のささやかな親切や思いやりある行為が認められ、
このように広く伝えられるということは、大変喜ばしいことです。

 



 「小さな親切」実行章とは
 1963年、人と人をつなぐ思いやりの心を育もうと
「小さな親切」運動はスタートしました。

 以来、心を育てる各種実践活動に取組みながら、日本中に親切を広げようと、
半世紀を超えて運動を推進しています。

 その運動の中心になったのが、私たちの身近にいるまちの『親切さん』に
「小さな親切」実行章(賞状)を贈呈し、感謝の心を贈るとともに、
地域にあたたかな心の輪を広げる活動です。

 これまでに、個人で、団体で実行章を受章された方は590万名を超えたそうです。 
 私たちが日頃見聞きするニュースは、事件事故などやりきれないものも多いですが、
心を開いて見渡せば、通学路の雑草除去をしたり、道案内をしたりと様々な親切を発見できます。
 

 三崎中学校は、これからも「小さな親切」に取り組んでいきます。