第23回伊方町中学生海外派遣団、レッドウィング市へ出発
2019年7月31日 09時21分 伊方町役場前や国道から伊方中学校方面へ下りてくる花壇に、
アメリカのレッドウィング市の旗が掲揚されています。
7月22日から、レッドウィング市の派遣生が来町し、ホームステイ等の交流活動をしてきたからです。
そして本日7/31、帰国に合わせて、第23回伊方町中学生派遣団が一緒に出発しました。
派遣生は、本校生徒1名を含め6名。
団長は、本校校長。英語教師ということもあり、派遣生はたいへん心強いと思います。
朝6時40分、家族や先生、関係者のみなさんに見送られ、庁舎前を出発。
本校の女子生徒もこの海外研修をとても楽しみにしており、2つのがんばりたいことをあげています。
1つ目は、日本の文化をたくさんの人に伝えること。
お茶をたてたり、和食を作ったりして、味わってもらうようです。
逆にアメリカの文化や習慣の違いを学びたいと思っているようです。
2つ目は、積極的にコミュニケーションをとること。
自分の英語力を試し、どんどん交流をしていきたいようです。
彼女は将来、教師になってふるさと伊方町のために貢献したいと考えています。
海外や異文化との交流は、自分や自分がおかれている状況を知るうえで、たいへん良いものです。
そのことが、自分の歩みや行動を後押ししてくれます。
主体的に行動するための大きなきっかけとなり、
自分をどんどんより良く変えていくことにつながるでしょう。
今から約150年前にわずか6歳で、岩倉具視欧米使節団に最年少留学生として同行した津田梅子を想像します。
10数年のアメリカ滞在の後、日本の女子教育・英語教育の先駆けとして奔走し、
現在の女子教育・英語教育の名門津田塾女子大学を創立します。
中学生派遣生たちの充実した海外研修を願うとともに、これからの成長に期待したいと思います。