㊗小さな親切実行章 特別賞「尾山賞」を授賞式と感動の代表スピーチ
2020年8月20日 11時41分 18日、小さな親切実行章 特別賞「尾山賞」を授賞式があり、生徒を代表して生徒会長が参列しました。
授賞までの経緯について、下記で振り返ってみます。
小さな親切 ~心のこもった贈り物~ 2019/12/20 付 ※クリック
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㊗小さな親切実行章 特別賞「尾山賞」を受賞 5/18付 ※クリック
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【授賞の理由】
また、授賞スピーチを行いましたが、それが大変すばらしかったと絶賛されました。
そのスピーチを紹介します。
【スピーチの様子】
〈授賞スピーチ〉
今回、三崎中学校が尾山賞を受賞したことを心からうれしく思います。
三崎中学校は、日本一細長い佐田岬半島の西端にある全校生徒32名の小さな学校です。
三崎地域は、三方を海に囲まれ、その厳しい自然環境から、かつては陸の孤島と言われていました。
だからこそ、助け合いの精神が宿り、受け継がれてきたすばらしい私のふるさとです。
今、私たちが行っている活動の多くは、先輩から受け継いだものや地域の方の協力があるからこそできるものがほとんどです。
ですから、そういった方々への感謝の気持ちを忘れず、少しでも期待に応えられるよう励んでいます。
私は「小さな親切」とは、「想いをつなげること」だと思っています。
私たちが行っている活動の1つに「さつまいもプロジェクト」というものがあります。
これは、東日本大震災をきっかけに始まったものです。
ですが9年前ということで、震災の記憶や活動の想いがだんだんと薄らいでいるような気がしています。
そうしたことが続くと、活動をしても意味がありません。
大切なことは、「どうしてこの活動が始まったのか」を知っておくことです。
そうすれば、当時の先輩の気持ちを感じることができ、活動がもっとより良いものになります。
私は、後輩たちに、始まったときの想いをしっかりとつなぎ、受け継いでほしいと思っています。
今年度は、新型コロナウイルス感染の影響もあり、実施することができなかった活動や少し形を変えて行う活動もあります。
ですが、前向きに考え、例年以上に一つ一つの活動に力と愛情を注いでいこうと思います。
そして「小さな親切」の輪を広げていきたいです。
令和2年8月18日
伊方町立三崎中学校生徒代表
8月19日付の愛媛新聞6面に、授賞式の様子が掲載されています。