新型コロナウイルス感染拡大防止のため、21日(火)から臨時休校になって3日目。
先生たちは学校で何をしているのでしょうか?
これについて、その一部を紹介します。
1 毎朝8時から各家庭への電話連絡
健康状態の確認、生活の様子、学習の様子、今日23日は「子ども読書の日」だったので、
読書をすすめました。
2 多くの文書処理
年度始め、学校には多くの調査・報告文書が届くので、その処理を行います。
3 年間活動計画と準備
1年間の授業や教育活動の計画を立てたり、その準備を行います。
全員で情報共有しなければならないことが多く、連携が必要です。
また、活動によっては他校や外部との連携・協力が必要なものもあり、その話合いや連絡にあたります。
4 学校の環境整備
草木が急成長するこの時期、広範囲なグランドや花壇、栽培畑の除草は大変な作業です。
28日(火)には、被災地気仙沼市立大谷中学校との交流のために、旧二名津小学校グランドを芋畑にす
るための職員作業を行う予定です。
5 教材研究や研修
ふだんはなかなか時間がとれない教材研究や研修を行い、より質の高い授業を目指します。
本日は、竹の子に関する食育研修を行いました。
30日(木)には、津波に関する防災研修を自校で行う予定です。
この5つは、基本となるものですが、これ以外にも個別に多くの仕事があります。
夕方、学校の安全確認で見回りをしていたら、すてきな光景を目にしました。

近づいて見ると、まだ散っていない桜でした。

この桜の木は、平成17年度に植えられた、少年の日記念樹です。
当時14歳だった生徒も、今はもう30歳前になります。
是非、思い出の桜を観に来てほしいものです。

心がホッとする光景でした。
子どもたちがいない学校は寂しいですが、再び開校したときのためにしっかりと準備していきます。

写真は、学級委員会で作成した掲示物です。全校生徒の新学期の抱負や学校生活で楽しみなことが書かれています。
しかし、緊急事態宣言が全国に出されたことを受け、伊方町内の学校も今日から5月6日(水)まで、臨時休校です。生徒たちにはこのピンチをチャンスに変えて、規則正しい生活を家庭で行い、宿題や今までの学習の復習、これからの学習の予習などに励んでほしいです。
また、人との接触を極力8割カットしてほしいと言われています。1日も早くこの危機的状態から脱することができるよう願っています。
国が緊急事態宣言の対象地域を全国に広げたことを受け、
伊方町では、町内小学校・中学校を、明日4月21日(火)から5月6日(水)まで
臨時休業をすることになりました。
夕方、生徒は、各教科から出された課題を手に下校していきました。
臨時休業になったことで、もったいないことがあります。
それは、校内いたる所に飾られた花が、十分に見てもらえないということです。
せっかくなので、その一部を紹介します。
まずは、玄関で出迎え。

下駄箱の側にもさりげなく置かれています。 掲示物の側でも引き立たせています。

消毒液の側に花あり。 もちろん手洗い場やトイレにも。

各階の隅や踊り場にも置かれています。

踊り場の鉢には、お世話する担当生徒のラベル。 教室には、もちろん。

各テーブルに花が飾られている一階のフリースペース。

これらの花を育て、飾ってくれるのは、生徒たちであり、
特に用務員さんなのです。
いつも気に掛けてもらっています。
花は人の心に潤いを与え、落ち着きをもたらし、心の栄養となります。
ここは、このようなすばらしい環境を作ってくれる人がいる岬の学校。
16日間、生徒たちが、各家庭、地域で有意義な時間を過ごすことを願っています。
〈伊方町教育委員会からのお知らせ〉
このたび、国が緊急事態宣言の対象地域を全国に広げたことを受け、
愛媛県では、県内すべての県立学校を、5月6日(水)まで臨時休業とすることにしました。
それにともなって、町内小学校・中学校についても、4月21日(火)から5月6日(水)まで
臨時休業をすることになりました。
愛媛県の今の状況は、一部の地域では感染が広がりつつあるものの、ほとんどの地域は、
感染が広がっているわけではありません。
そのような中、今回、臨時休業をすることになった理由は二つあります。
一つは、全国いっせいの緊急事態宣言が出されたことにより、小中学生のみなさんも、
保護者のみなさんも、通学や学校生活に対する心配が強くなるかもしれないからです。
もう一つは、「人の移動をできるだけ小さくする」という緊急事態宣言の目的を
全国のみなさんと共有するためです。
臨時休業中、みなさんには、「うつらないよう自分を守る」こと、
「うつさないよう周りの人に気を配る」こと、
「できるだけ家庭で過ごす」ことをしっかりと実行してほしいと思います。
「眠るサダンディー」
しっかり休んで免疫力を高めましょう。
規則正しい生活習慣が基本です。
県内においては、感染者数の増加に伴い、感染防止への取組とともに、
新型コロナウイルス感染症を理由とした偏見によるいじめや差別を生じさせない取組を、
より一層進めていかなければなりません。
【布マスク着用と手洗い・消毒】
三崎中学校では、授業や朝の会、終わりの会等を通して、差別を生まない意識を高めています。
以下の愛媛県教育委員会人権教育課から出されているメッセージ等を基に、
ご家庭でも是非話してみてください。
