太平洋戦争が終わった翌年1946(昭和21)年、11月3日(現文化の日)、日本国憲法が公布されました。
そしてちょうど半年後の1947(昭和22)年、5月3日(現憲法記念日)に施行されます。
今朝、学校に国旗を掲揚しました。
昨年から、天候に関係なく、玄関先に簡単に掲揚できる国旗にしています。
おかげで、本日は朝から雨が降っていますが、問題なしです。

せっかくですから、日本国憲法についてこのホームページを通して生徒に学んでほしいと思います。
日本国憲法は、戦争放棄を明記している世界で唯一のものです。
そしてあまり知られていないのが、第24条「両性の平等の原則」の条文について。
1946年の時点で、男女平等が憲法に明記されたことは、世界的に見てもかなり異例のことでした。
この作成の中心となったのが、22歳の民間人女性「ベアテ・シロタ・ゴードン」(1923~2012)。
「たった1行のルール」によって、男尊女卑で女性が虐げられていた日本社会を変え、
日本女性の未来を変えたのです。
日本人の多くは伊勢神宮に祀られている「アマテラス(天照大神)」女神を崇拝しています。
歴史の授業でも習ったように、弥生時代の邪馬台国の女王卑弥呼や
古代には推古天皇をはじめ何人もの女帝がいました。
その後も「源氏物語」の紫式部や「枕草子」の清少納言など、女流作家も活躍してきました。
それがサムライの男たちが国を支配するようになると、女性の立場がどんどん弱くなっていきます。
西洋化を図った明治憲法でも、女性の権利はほとんど改善されていません。
参政権なし、財産相続ができない、子どもの親権なし、裁判を起こせない、教育や就職面での差別等。

GHQ民政局員だった22歳のベアテは、大学や図書館を飛び回り、世界中の憲法をかき集め、
その知恵を結集して、「大好きな日本に、最高の憲法を届けるんだ」という思いで作成にあたります。
こうしてできあがったのが、日本国憲法第24条「家族生活における個人の尊厳と両性の平等」です。
さらに詳しく知りたい人は、先日紹介した「ミライの授業」等の本やインターネット(ユーチューブ)等で調べてみてください。
日本社会を変え、日本女性の未来を変えた「ベアテ・シロタ・ゴードン」。
岬の風薫る5月。
海は青く澄み、山は若葉で萌えています。
今朝も8時から家庭連絡で生徒の様子を聞きました。
漁業の仕事をされている家庭では、毎日のようにひじきを干す作業を手伝っている生徒がいます。
その他、田植えの手伝いや家事を任せられている等、手伝いをする生徒が多くいます。
また、学習面でも計画的に、しかも自分なりの工夫をしている生徒の様子を聞くことができました。
私たち、教職員は1時間の防災教育研修を行いました。
東日本大震災の教訓から学び、本校の防災教育を見直しました。
読書週間にお勧めの1冊を紹介します。
「ミライの授業」 瀧本哲史 著

「どうして勉強しなくちゃいけないんだろう?」
「なんで学校に行かないといけないんだろう?」
「理科や数学の知識が、社会に出てなんの役に立つんだろう?」
と思っている人には、ピッタリです。
その答えを瀧本さんは、簡単に言っています。
「実は、皆さんが今学校で習っているのも、ハリーポッターたちと同じ『魔法』なんです」
ニュートン、ナイチンゲール、ビル・ゲイツ、シャネルにハリーポッターまで登場し、
この人たちがどう学び、自分のミライを創っていったかをわくわくしながら読むことができます。
今の時間が、未来へとつながっていきます。
さあ、有意義な時間を過ごし、豊かな未来を創っていきましょう。
新型コロナウイルス感染症対策のため臨時休業となっている児童・生徒の学習をサポートするために、
愛媛県教育委員会と県内ケーブルテレビ局9社が連携して、
「新入生学習サポート」動画を放送します。
【番組タイトル】 えひめ新入生学習サポート ~児童生徒の皆さん~
【八西CATVの放送日時】
4月29日(水)10時から
・中学校1年生の皆さんへ
・中学校の楽しい体育
臨時休業中は、毎朝10時から11時の枠で放送します。
現在配信中の動画を順次繰り返し放送していきます。
放送スケジュールは八西CATVデータ放送やホームページでご確認ください。
放送内容は、YouTubeでも視聴できます。
〈ポータルサイト〉 クリックしてください。
https://www.e-catv.ne.jp/web/gakusyu-support.html
「こどもの読書週間」は、4月23日~5月12日の約3週間。
第62回こどもの読書週間キャッチフレーズ: 「出会えたね。とびっきりの1冊に。」
では、とびっきりの1冊を紹介します。

「かきじいさんとしげぼう」
著者は、宮城県気仙沼市でカキ養殖業を営む畠山重篤さん。
豊かな海は、豊かな森から始まるという考えで、漁師が山に木を植える活動を長年にわたって行われています。
これは、「森は海の恋人」運動として、全国に広まりました。
本校が交流を続ける気仙沼市立大谷中学校とも近くです。
絵本のようにイラストが多く、それでいて大切なことがしっかりと伝わってくるお薦めの1冊です。
臨時休校になって一週間。毎朝学級担任が電話連絡をしていますが、32名全員元気に過ごしています。土日も、不要不急の外出を控え、「感染しない、させない」を意識して生活できていました。また、近所を走ったり、家の中でトレーニングをしたり、山仕事の手伝いや昼ご飯の準備をしたりと、家での生活を工夫している生徒も多く、うれしく思います。日頃できない家のこと、自分の苦手な学習、読書などにも時間を費やし、ピンチをチャンスにしてほしいです。
ここでちょっと、今日の私たち教員の動きを紹介します。
午前中は、今年1年、生徒の学びをより深いものにするために、どうしていけばいいのか話合いを行いました。午後からは、校庭の木の剪定をする先生や、学習の基本事項や話合いのための教室掲示をする先生、学校生活に必要な備品購入の準備をする先生など、学校環境・学習環境を整える仕事を行いました。明日はパソコンの技能向上を目指した研修を、30日は防災に関する研修を行う予定です。生徒に負けないように、私たち教員も頑張ります!!
本日も臨時休校中。
生徒の皆さんには、先生からの電話連絡が毎日あったと思いますが、全校生徒32名、元気でした。
何よりうれしいことです。
まだまだ休みが続きます。
長い休みで生活が乱れないように、また、運動不足にならないように心掛けてください。
もちろん、学習面でも学校からの課題をすることや、この期間を生かした自主学習も頑張りましょう。
明日(土曜日)、明後日(日曜日)は休みですが、3密を避けた行動を。
また、月曜日の電話連絡で、元気な様子を知らせてください。