地域の思いが紡がれた「こいのぼりまつり物語」

2019年5月7日 10時41分

 5月5日に行われた二名津地区の地域イベント「こいのぼりまつり」
の記事を見た地域の方から、こいのぼりまつりの移り変わりについて、
次のような新たなことを教えていただきました。

 

 

「2006年に二名津中学校が閉校となり、賑わいを取り戻すために始めた地域イベント。
当初は二名津小学校はまだあり、小学校と一緒にこいのぼり運動会としてやっていました。


 秋祭りを保存・継承していく振興会にも協力が求められました。
話し合った結果、これ以上、負担が増えたら困るということで、有志だけでの協力となりました。
そのときの若いメンバーで立ち上げからやってきたのは私を含めた3名だけでした。

 その後、保護者から運動会は子供と親と学校だけでやりたいと希望があり、
公民館活動に変わりました。
 当初は協力できなかったメンバーも楽しさやその大切さにおされ参加するようになりました。
 私は立ち上げから2年前まで役員でしたが、いろいろと他にも忙しく、
まつりの人材は揃ってきたので外していただき、酒まんじゅうの寄付だけ毎年欠かさずしています。

 

 

 若い子たちが、帰ってきて自主的にやってくれるようになったのが何より嬉しいですね。
 我々はまた違うステージで、我々にできるアクションができたらと思っています。
いろいろあるけど、長く続けるって、巻き込みも増えてすごいことになりますよね。

 

 そして、近年、欠かせないのが、二名津地区以外の平礒や明神地区の若手の協力や活躍です。」

 

 

 

 情報は、発信したところへ集まります。
 三崎中学校から発信した地域イベントの「こいのぼりまつり」について、
このようなすてきな話を聞かせていただいたのです。

「毎年、手伝っている三崎中卒業生」


 地域を愛する多くの人たちがいることを、中学生たちも感じていることでしょう。
そして将来、この子たちが、ふるさとや暮らしている地域を盛り上げていくことになると思います。

 三崎中学校は、地域とともにある学校です。