即位の日 ~令和の時代始まる~

2019年5月1日 15時54分

 5月1日(水)、即位の日。
 朝は、小雨が降っていましたが、9時過ぎにはおさまり、
国旗を掲揚しました。

 

 いよいよ令和の時代が始まりました。
令和という名称のもととなった万葉集。
中学校では、国語や社会科で学びます。

 

  ―万葉集「梅花の歌」―

  初春の令月にして、
  気淑(よ)く風和ぎ、
  梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
  蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。

 

 どんな意味かというと、
 時は初春のめでたい月(月)、空気は柔らかく、風はやか。
そして梅の花は、「鏡の前に立つ白粉(おしろい)をまとった美女」
のように咲き誇り、蘭の花は、「その身を飾る衣にしみこむ香」
のようによい薫りがただよっている。

 

 つまり、令和とは、
何を始めるにもよい、とてもおめでたい、和やかな時代になりますように、
という願いがこめられています。

 五月という季節ともあいなり、やる気が満ちあふれてくるようです。
 

 地域では、5月3日は、三崎で「はなはな祭り」。
5月5日は、二名津で「こいのぼりまつり」が開かれます。