地域で活躍する三中生! ~「防災の日」のできごとより~

2019年9月3日 16時20分

 日頃、地域の方々にお世話になっている三崎中学校。

今回は、逆に地域で活躍する三崎中学校の生徒たちを紹介します。

 先日9/1「防災の日」のことです。

それぞれの地域で、朝から地震・津波避難訓練が行われ、中学生たちも参加したことと思います。

 地震・津波避難訓練が終わった後、伊方原発でトラブルが発生したという想定で、

引き続き原子力防災訓練が行われました。

午前10時過ぎ、地域の人たちが、続々と総合体育館に集まってきました。

そんな中に、三崎中学校の生徒が2名、それぞれの家族と一緒に参加していました。

 参加した理由をそれぞれに聞いてみると、同じようなコメントが返ってきました。

「自分にとっても、家族や地域にとっても、とても大切な訓練だから参加しよう」

と家族で話し合って参加したようなのです。

すばらしい家庭教育だと思いました。

 

 避難訓練が終わってから、80歳を超えたお年寄りから不安の声を聞きました。

「もしものことがあったら、若い人たちは消防団等で出はらってしまい、

この地域では私ら年寄りばかり。急な坂道や長い距離を歩くのは、とてもたいへんですらい。」

 

 このような不安を持つ地域は多いのではないでしょうか。

 学校や家庭・地域で様々な学びを得た中学生たちが、きっと大きな力になってくれることと思います。

命を守る防災。

みんなで考えていきましょう。