宇和海に猛毒ヒョウモンダコ目撃情報(注意)と すばらしい小学校4年生の児童

2020年5月14日 10時05分

 大久小学校からの重要な情報。
 猛毒のあるヒョウモンダコが目撃されたとのことです。
噛まれると、最悪死んでしまうこともあります。

5月8日(金)お昼頃。
大久小学校前の海岸で目撃されました。

 ご家庭、地域でも気を付けていきましょう。

「体に丸い鮮やかな模様あり」

 

 この話には続きがあります。

 4年生の児童が、近所のおじさんとおばさんと一緒にニナ拾いをしていました。
おばさんが拾ったサザエの殻の中から、ヒョウモンダコが出てきました。
おばさんは、このタコが危険な生物であることを知らず、児童に見せました。

 すると、その4年生の児童は、次のように言いました。
「それはヒョウモンダコと言って、フグの毒と同じテトロドトキシンという猛毒を持っている。
もし噛まれたら死んでしまうこともある。
模様が青色に変色したら怒っている証拠だから絶対触っちゃだめ。」

 と、おばさんに教え、事なきを得ました。
しかも帰宅後、祖父にこのことを話し、祖父から伊方町役場に届けていただいたとのことです。

 近所のおばさん曰く、「〇〇君は、私の命の恩人です。」

 

 ヒョウモンダコに関する知識といい、適切な対応といい、すばらしい賢さです。
 4年生とは思えない賢さに本当に驚き、うれしくなりました。