三崎秋祭りのハイライト ~ふるさとの誇り~
2019年10月11日 17時30分三崎秋祭り
伊方町三崎地区で江戸初期から続く秋祭りは、「牛鬼と四ッ太鼓の合戦」が最大の見どころ。
五つ鹿踊り、相撲甚句、唐獅子、稚児の舞も奉納されます。
【稚児の舞】 【唐獅子】
【甚句船 神宮丸】
最終日10月9日、東西に分かれた「牛鬼」と「四ッ太鼓」は合戦を繰り広げます。
垂直に10メートルほど立ち上がり、重なり合うように倒れ込んだ時に牛鬼が勝てば「豊漁」、
四ッ太鼓が勝てば「五穀豊穣」になるとされています。
今年は、担ぎ手が少なかった牛鬼は、やぐらの上方へつり上げることができず苦戦。
結果、四ッ太鼓が勝ち越しました。 つまり「五穀豊穣」。
最後は、お神輿、四ツ太鼓、牛鬼がそろいます。
神様が乗られているお神輿が、八幡神社へ帰ろうとします。
それを「もうしばらくいてください。」
とばかりに帰りを邪魔する牛鬼。
何ともほのぼのとした様子です。
こうして、三崎秋祭りは終わりを告げました。
祭りに関わられた多くの皆様、大変お疲れさまでした。
おかげで今年も人がつながり、地域がつながりました。
中学生たちもふるさとを誇りに思った2日間でした。