フランスの友達のワンポイントレッスン
2019年7月16日 20時00分 1か月前、フランスのパリ郊外に住む中学1年生が、三崎中学校に通うようになりました。
日本語がほとんど話せないこともあり、少し心配していました。
ところがこの1か月間、そんな心配をよそに、生徒同士は打ち解け合っていました。
昼休みは、フランスの友達から教えてもらったラグビーも流行りました。
部活動(卓球部)にも参加し、意欲的に取り組んでいました。
特に休み時間は、楽しそうでした。
社会科の授業では、毎時間フランスの友達のワンポイントレッスンがあります。
フランスで人気のアニメ、スポーツ、国旗、おいしいお菓子や料理等様々なことを
画像や映像を用いながら伝えてもらえます。
もちろんフランス語で。
特に盛り上がったのは、グーグルマップを使い、自分が住んでいるアパートや通っている中学校を
見せてくれたときでした。
「おしゃれー。きれい。かっこいい。」
など驚きの声がたくさん上がりました。
今日は、最後の授業。
フランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」を聞かせてもらい、
その意味を翻訳ソフトを使い、日本語で示してくれました。
三崎中学校の教育目標は、
「個性のはっきりした教養ある国際的日本人の育成」。
この1か月は、実に楽しく貴重なものでした。
将来、友達を訪ねてパリで再会する、といった夢を描いた生徒もいるかもしれません。
パリと三崎を結ぶ虹の架け橋。
未来に、夢がふくらみます。